それでは…
“手当て”は
ここまでで大丈夫。
お好きな体勢で
あぐらでもいいし
椅子に座っても
もう眠くないと思うので
横になってもいいです。
目を閉じて
深呼吸を、3回。
ゆっくりと吸って~…
できれば鼻から
無理なら口から…
ゆっくりと
鼻からなら「すぅ~」
口からなら「ふぅ~」
で吐いて~
吐ききったら
大きくゆっくり吸って~…
吐いて~。
また吸って~
吐いて~。
…はい、目を開けましょう。
あなたはきっと今
普段よりもずっと
綺麗な呼吸を行いました。
身体に思いを馳せて…
何だったら感謝もして…
呼吸は
生きている証。
そして
私達、動物の呼吸は
しているだけで
植物達の命に繋がっています。
私達は
生まれて
息をしているだけで
地球規模で言えば
必ず
役に立っている。
植物からしたら
本当に必要な存在なんです。
たとえ
誰かに価値がないなんて言われても
それより大きな存在に必要とされている
な~んて、ステキなことじゃないですか?
そして
呼吸にも種類があって…
嫌な気分で吐く息と
良い気分で吐く息で
受けとる植物の
成長が変わるんです。
本当ですよ?
きちんと科学的に実証されている
お話ですから。
今、
あなたが吐いた二酸化炭素は
植物から見ると
フルコースや会席料理
あなたが”ごちそう”だと思う
食べ物と
同じくらい
価値あるものだったでしょう。
地球の植物に
ごちそうを
振る舞ったということ。
良いことしましたね。
では、次の章へ
参りましょうか。