悟段5章


それでは…

“手当て”は
ここまでで大丈夫。

お好きな体勢で
あぐらでもいいし
椅子に座っても

もう眠くないと思うので
横になってもいいです。

目を閉じて

深呼吸を、3回。

ゆっくりと吸って~…
できれば鼻から
無理なら口から…

ゆっくりと
鼻からなら「すぅ~」
口からなら「ふぅ~」
で吐いて~

吐ききったら
大きくゆっくり吸って~…

吐いて~。

また吸って~

吐いて~。

…はい、目を開けましょう。

あなたはきっと今
普段よりもずっと
綺麗な呼吸を行いました。

身体に思いを馳せて…
何だったら感謝もして…

呼吸は
生きている証。

そして
私達、動物の呼吸は

しているだけで
植物達の命に繋がっています。

私達は
生まれて
息をしているだけで

地球規模で言えば
必ず
役に立っている。

植物からしたら
本当に必要な存在なんです。

たとえ

誰かに価値がないなんて言われても

それより大きな存在に必要とされている

な~んて、ステキなことじゃないですか?

そして
呼吸にも種類があって…

嫌な気分で吐く息と
良い気分で吐く息で

受けとる植物の
成長が変わるんです。

本当ですよ?

きちんと科学的に実証されている
お話ですから。

今、
あなたが吐いた二酸化炭素は

植物から見ると

フルコースや会席料理
あなたが”ごちそう”だと思う
食べ物と
同じくらい
価値あるものだったでしょう。

地球の植物に
ごちそうを
振る舞ったということ。

良いことしましたね。
では、次の章へ
参りましょうか。


PAGE TOP